製品概要
二次元・三次元 配列型検出器
Delta4 HexaMotion
呼吸性移動を含めた線量検証を実施するために専用設計されたユニットです。患者呼吸波形をインポートし、標的の6軸*1の動きおよびこれと独立した胸壁の動きを再現します。
呼吸同期照射ではリニアックがビームのオンオフ、VMATではさらにガントリーやMLCの機械的な動作のオンオフを繰り返しますが、一般的な点線量または線量分布検証では、それらの影響を考慮することはできません。
Delta4 HexaMotionでは、そのビームおよび機械的動作のオンオフの影響を含めた実際の治療条件を再現した線量検証が可能になります。
Accuray社では同社の呼吸同期システムの開発に、このDelta4 Hexamotionが使用され、世界的に高い評価を得ているシステムです。
呼吸同期照射ではリニアックがビームのオンオフ、VMATではさらにガントリーやMLCの機械的な動作のオンオフを繰り返しますが、一般的な点線量または線量分布検証では、それらの影響を考慮することはできません。
Delta4 HexaMotionでは、そのビームおよび機械的動作のオンオフの影響を含めた実際の治療条件を再現した線量検証が可能になります。
Accuray社では同社の呼吸同期システムの開発に、このDelta4 Hexamotionが使用され、世界的に高い評価を得ているシステムです。
POINT
Point ポイント
- 標的6軸+胸壁1軸可動
- 呼吸性移動を考慮した線量検証が可能
機能・特徴
完全かつ独立した治療検証
Synchrony®の画像QAおよび動体QA
呼吸性移動の検証
Synchrony®のリアルタイムモーショントラッキング補正の検証
胸部用LEDマーカーで検出される呼吸波形と、kV画像から得られる腫瘍の実際の位置との相関モデルを検証します。
実際の患者の状況をシミュレート可能なフェーズシフト機能
HexaMotionのIMP(Independent Motion Platform*2 )は、Delta4ファントムの動きとは別に、患者の呼吸サイクルを再現することが可能です。治療時に患者に装着されるセンサーを治療前検証の際にIMPに装着して使用可能です。
HexaMotionソフトウェアを使用すると、実際の患者の状況を適切にシミュレートするためにHexaMotionの動きと位相シフトを伴う追加のステージの動きを実行できます。その結果、Synchrony®の処理を完全に検証することができます。
仕様
DELTA4 HEXAMOTION
位置精度 | < 0.5 mm |
駆動範囲 | X: ± 40 mm, Y: ± 40 mm, Z: ± 40 mm Roll: ± 10° , Tilt: +3°/-6° (それぞれ原点より) |
重量 | 17 kg |
INDEPENDENT MOTION PLATFORM
位置精度 | < 0.5 mm |
駆動範囲 | Z: ± 40 mm (垂直方向のみ) |
重量 | 3 kg |
カタログ
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