製品概要
Mobius3D【販売終了】
Mobius3Dは4つのモジュールを統合し、高精度放射線治療に求められる6つの品質管理を行うことが可能なAll-in-oneプラットフォームです。
1. Machine QA (DoseLab)
2. 3D Plan QA (MobiusCalc)
3. 3D IMRT/VMAT pre-treatment QA (MobiusFX)
4. Patient CBCT QA (MobiusCB)
5. Quantitative anatomy verification (MobiusCB)
6. 3D daily treatment QA (MobiusFX)
POINT
Point ポイント
- 統合された品質管理システム
- MobiusオリジナルのGolden Beam Data
- 線量計算アルゴリズムはCCCS
- Log-fileを用いたIMRT線量検証
- ブラウザベースのソフトウェア
機能・特徴
~MobiusCalc~
独立検証システムとして、採用するビームデータは、独立性および線量精度の双方を満たしていることが重要です。
MobiusCalcでは、多くの汎用リニアックおよびTomoTherapyに対して、オリジナルのGoldenBeamDataを所有しており、ご施設でビームデータを測定することなく使用することが可能です。
また計算アルゴリズムにはCCCS(Collapsed Cone Convolution/Superposition)を用いています。
治療計画装置のCCC(Collapsed Cone Convolution)に比べコーン数も多いため、GPUを使用する事で計算時間も高速化しています。
~MobiusFX~
MobiusFXは、リニアックLogファイルを使用した3次元IMRT線量検証システムです。線量検証結果は、DVHに基づいた臨床的な線量パラメータや、体内3次元線量分布のγ-indexによる評価が可能です。
MobiusFXで再計算したIMRT線量分布は、電離箱線量計の測定線量と比較して、多くの研究論文で平均±1%以内であることが示されています。
EPIDを利用した線量再構成システムでは、線量分布を再構成するために測定線量分布を逆投影する必要があるのに対して、Logファイルを用いた線量分布再計算では、逆投影する必要がなく順方向に線量計算を行うことが可能であることもMobiusFXの利点の1つです。
またMobiusFXの特筆すべき点としてFull Logファイル検証をしていることが挙げられます。Logファイルを利用した商用製品では、利用しているLogファイル情報は限定的です。MobiusFXは全てのLogファイル情報を利用して、線量計算を実施している唯一の線量検証システムです。
MobiusFXはPatient-Specific QAを大幅に効率化し、治療前および治療回ごとの検証を行います。
~MobiusCB~
MobiusCBでは、計画CTとCBCTの位置誤差を密度のγ-indexで評価することにより、位置誤差やボーラス位置などのSecondary checkを実施します。
またCBCT上で計算した線量分布を表示することも可能であり、包括的なQAソリューションを提供します。
薬事情報
本品は医療機器に該当するプログラムではありません