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Tani K, Wakita A, Tohyama N, et.al.: [Editor’s Choice] Evaluation of differences and dosimetric influences of beam models using golden and multi-institutional measured beam datasets in radiation treatment planning systems. Medical Physics, 2020, 47 (11), 5852-5871.

谷 謙甫、脇田 明尚. 固体ファントムを用いた訪問による出力線量の第三者評価プログラムの構築. Jpn. J. Med. Phys.（医学物理）2020, 40 (3), 88-96.

Tani K, Fujita Y, Wakita A, et.al.: Density scaling of phantom materials for a 3D dose verification system. Journal of Applied Clinical Medical Physics, 2018, 19 (4), 103-113.

厚生労働科学研究費補助金　がん対策推進総合研究事業「放射線療法の提供体制構築に資する研究（21EA1010）」研究分担者.

2016年～2024年 [日本医学物理士会] 医学物理士実務者講習 「リニアックビームデータ測定実習」講師

2018年 [第46回日本放射線技術学会秋季大会] 教育講演「医療用加速器のビームデータ取得と治療計画装置モデリング」講師

2021年 [日本放射線技術学会放射線治療部会] 放射線治療セミナー「ビームモデルの多施設比較とその線量的影響」講師

2023年 [日本医学物理士会] 2023医学物理士になろう講演会「企業の医学物理士」講師

[日本医学物理学会]放射線治療用線量計に用いられる電位計のガイドライン（2018年）, 委員.

[日本医学物理学会]基準ビームデータを使用した放射線治療装置及び放射線治療計画装置の導入に関するガイドライン（2020年）, 外部委員.

2023年4月にユーロメディテック株式会社　代表取締役に就任しました谷　謙甫と申します。

私は工学部（経営システム工学）から大学院（放射線治療医学物理系研究室）への進学を機に、この放射線治療の世界に入ってきました。その後、大学院での研究や、病院での医学物理士としての勤務を経て、2016年にユーロメディテック株式会社へ入社し、日本で最初？の医学物理サービスとなるコミッショニングサポートRapidComの事業創出をし、その実施・運営に従事してきました。

ユーロメディテックではこれまで、このサポートサービスを中心に、研究、論文執筆、プログラミング、データ解析、プレゼンテーション、Webデザインなど、いわゆる技術系の仕事を中心に行ってきましたので、現在はマネジメントの勉強中です。明確に増えたのは、人と話す時間と話す人の数です。正直、大変・・・と思うこともありますが、一緒にがんばろうと言ってくれる方や、ご指導・応援・励ましをくださる方が多くいてくださることは、望外の僥倖と感じております。

まだまだ未熟ながらになんとかやれているのは、そういった皆様のお陰様です。また創業者である先代が30年にわたり築いてきた会社の地盤があるからこそだと思っています。そして何よりこれまで先代や弊社とお付き合いをいただいてきた、たくさんの放射線腫瘍医・診療放射線技師・医学物理士をはじめとする医療従事者や放射線治療関係者の皆様のご指導、ご厚情のお陰様です。

大変なこともありますが、結局は「人と人」なのだと思います。この「人と人」という普遍的な言葉の重みと、難しさと、素晴らしさを日々感じることができる現在に心より感謝し、みなさまとともに一歩ずつ歩みを進めていきたいと思っています。

日本における「患者さんにやさしい放射線治療」の普及・発展に貢献していけるよう、これからも医療現場の皆様とともに、社員の皆様とともに、力を合わせて前向きに精進して参ります。今後とも変わらぬお付き合い、ご指導ご鞭撻を賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。